最近感じる「提案」の難しさ

学部4年の山崎雅也です.6月もあっという間に終盤に入り,本格的な夏を感じています.その中迫ってくるテクニカルレポートの提出期限におびえながら,日々基礎実験と課題に対する提案を繰り返しています.今回は,そんな提案を繰り返す中で感じた難しさについて独り言をつぶやいて学部4年の山崎雅也です.6月もあっという間に終盤に入り,本格的な夏を感じています.その中迫ってくるテクニカルレポートの提出期限におびえながら,日々基礎実験と課題に対する提案を繰り返しています.今回は,そんな提案を繰り返す中で感じた難しさについて独り言をつぶやいていこうと思います.

まず,研究において提案をするには,研究の目的や背景,課題が必要になります.背景の中にどういった課題が存在し,その課題をどのような提案をすれば目的に沿った結果になりそうかを考えることが重要です.提案で機能や機器を実装するだけで課題が解決するようでは,「研究」ではなく「開発」になってしまうため,結果的に目的や背景,課題の見直しから…というパターンが私の提案には多いです.

私はこのようなことを繰り返さないよう考え方を様々に変えようとしましたが,未だに変わっていないと感じることが多く,心的ダメージを受けています(笑).この状態でも確実に前進したと感じる考え方は,「しっかりとした目的を設定し,地道な基礎実験から課題を見出すこと」です.当たり前のことかもしれませんが,これができておらず,背景のユースケースや課題にずっと注目して本来とは違う方向に空回りしてしまうパターンを一時期ずっと繰り返していました.しかし,目的をはっきりとし,提案をそれに基づいて考えていくと比較的簡単に思いつくようになりました.勿論,課題などによって難しさが変わったりもしますが,この考えは見失ってはいけないことだと身に染みて理解できました.

皆さんも最初に設定した目的を忘れず,課題に対する提案を行うよう意識付けてやってみると目の前の問題が意外と早く解決する...かも?

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