英語の履歴書と日本語の履歴書

3年,近藤悠斗です.
テクニカルレポートの提出も終わり,ちょっとした病気も治り,少し落ち着いたので今のうちにブログを書きます.

先日,とある企業のインターン的なもののエントリーに英語で書かれた履歴書の提出を求められました.私は英語の履歴書を一度も書いたことがなかったので,どのように書くのか調べるところから始めました.

参考にしたサイトはこちらです.
https://doda.jp/guide/syokureki/resume/stage87.html

サイトによると,英文の応募書類は日本語の応募書類のように決まったフォーマットは無いですが,一般的には以下のような様式で書くそうです.

  1. PERSONAL INFORMATION(氏名・連絡先)
  2. OBJECTIVE (希望職種)
  3. SUMMARY(経歴やスキルの要約)
  4. WORK EXPERIENCE(職歴,新しいものから
  5. EDUCATION(学歴)
  6. QUALIFICATIONS/SPECIAL SKILLS(資格やスキル)
  7. ADDITIONAL INFORMATION(その他の特記事項)

対して日本語のJIS規格では以下のような順番で書きます.

  1. 氏名,住所などの情報
  2. 学歴・職歴(古いものから)
  3. 免許・資格
  4. 志望動機,特技,自己PRなど
  5. 本人希望記入欄

私がこの2つを比較して特に面白いと思ったのは職歴の部分です.
英語では新しいものから,日本語では古いものから記述します.
よく見ると,個人情報以降の項目の順番も,英語では今の仕事に関係する方から,日本語ではその人の生い立ちに関係する方から書いてあることがわかります.

以下,考察です.
現在は変わってきましたが,日本では終身雇用がかなり多くありました.対して海外では終身雇用はあまり行われていません.
https://beyond-border.me/columns/lifetime-employment/

そのため人を雇うときに,日本ではその人自身を雇う,対して海外仕事に対して労働力を雇うと解釈できます.当然履歴書で見る項目は日本ではその人自身の情報を重視するでしょう.逆に海外では仕事にどれだけマッチしているかを見るはずです.よって日本語では個人情報に関わる古いものから,英語では仕事に関わる部分がわかる新しいものから記述するのではないかと考えました.

私も技術的に優れている点を評価されて就職したいと考えているので,その能力が仕事に対してどのように活かせるのかをしっかりと考える必要があると思いました.

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