PRIME X570-PRO/CSMのBIOSをバージョンアップしてみた

学部3年の遠藤・平尾・五十嵐です。今日は3人でBIOSアップデートを行いました。BIOSのアプデなんて、普段やらない貴重な作業だよねという話になり、作業内容をブログに残すことになりました。代表で遠藤が務めさせていただきます。

我々は最近、研究室で使用しているESXIの一部でTSM2.0に接続できない問題にあたっていて、解決法を探る一環でマザボのBIOSをアップデートしてみようという話になりました。

というのも、現状がこの表なんですね……

ESXI名ESXI バージョンBIOS バージョンTPM2.0エラー
mint6.70807
lotus8.04021エラー
jasmine8.03001
violet8.04021エラー
rose8.01407
iris8.02606
plum8.04021エラー
各ESXIのバージョンを調べてみました

調べた所、BIOSのバージョンが4000以上のESXIでTMP2.0問題が発生しているんです。そこで今回は、バージョンが4021であるPlumを2023/03/27時点で最新版の4602に更新して、どうなるか見てみたいと思います。

事前準備として、適当なUSBに、ASUS公式から落としてきた最新のBIOSデータを入れておきます。BIOSにUSB内部のアップデート用データを見せることでアップデートを行います。一応、ネットワーク経由とかWindowsから操作してとか、他にもアップデートのやり方はあります。でもBIOSのアップデートは失敗したら大惨事になる(最悪PCが起動しなくなる)ので、今回は一番確実な方法でやっていきます。

まずはESXIを正常(ここ重要)に再起動して、最初のマザボのロゴ画面でF2かDELキーを連打してBIOSに入ります。

我々は専門家なので、初手でAdvance Modeに飛びます😎

F7キーを押して、詳細設定画面に飛びました。今回、BIOSのアップデートはASUS EZ Flashを使用するので、ツールのASUS EZ FlashユーティリティにENTERします。

これがBIOSのアップデートって一目で分かりづらくない?

そうするとこの画面が出てくるので、BIOSのアップデートデータが入っているUSB(今回はfs3の2GBUSBです)に入って、PRIME-X570-PRO-ASUS-4602.CAPというファイルを選択します。

2GB USB内部の.CAPファイルを探している途中です。

目当てのファイルを見つけたので、勇気を出してENTERしたら……その勇気を消し飛ばすような恐ろしい画面が!!!

I M P O R T A N T  N O T I C E
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル

Bitlockerなんたらズをバックアップしたまへ。という警告みたいですね。BitlockerはWindowsのドライブ暗号化機能ですね。我々が使用しているOSはLinuxなので、基本的なバックアップだけで平気そうですね。

押したらもう戻れない。

いよいよEzFlashを利用したBIOSのアップデートが始まります。もしもアップデートに失敗したら責任取らなきゃと考えると……😱 でもここでビビってても始まらないので自分を信じてENTERキーを押します。

頼む……上手くいってくれ……!!!

無事にアップデートが始まりました。きちんと4021から4602にアップデートしてくれそうな雰囲気ですね。

えっ何この画面!?

アップデートが終わって、なにやら文字ばっかりのコワイ画面になりました。文章を読む限り、F1キーを押して続行のようですね。

キタ——(゚∀゚)–( ゚∀)–(  ゚)–(  )–(  )–(゚  )–(∀゚ )–(゚∀゚)——!!

無事に元の愛おしいBIOS画面に戻ってこれました!しかし、どうも設定が初期化されている様子……🤔

とりあえず、正しくBIOSがバージョンアップされているか確かめましょう。方法はいくつかあると思いますが、今回は先ほどのEzFlashで見てみましょうか。

(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

正常にアップデートされて、バージョンが4021から4602になってます!

それで、肝心のTPM2.0接続問題は解決できているかというと……バージョンを上げても解決しませんでした。他の解決方法を試す必要がありますね。

これにてBIOSアップデート作業は終了です。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

参考にしたサイト

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