オススメWEB小説作品2選+α

学部3年, 橋本健です. 趣味は読書です。

読書といっても本にはいろんなものがあると思います.

ということで, 本投稿ではWEB小説についてお話します.

僕がオススメしたいWEB小説作品を2つ紹介します. 一言で特徴説明, 良い所, の順でお話します.

また, 最後に名前だけになってしまいますが, 他に面白い作品をいくつか紹介します.(次回投稿する際に特徴, 良い所紹介をしようと思ってます.)

作品紹介

1. 真の実力はギリギリまで隠していようと思う

神と契約することにより, スキルを得らえる世界. 神ゼウスと契約し, 人の身には過ぎた圧倒的な力を手にした主人公ユノ. ユノは己の力を制御するのに手一杯で, 制御できるようなった頃には周囲から「無能」のレッテルを貼られていた. ユノは自身の力を危険視していたため, この状況に満足していた. そんなユノであったが, 新たな目標が生まれ, この目標を果たすために少し本気を出すことにした.

この作品の良い所は2つあります.

1つ目は登場人物間の会話に各人物の性格が色濃く表れているところです. マイペースな性格, 生真面目な性格, 己の信念を貫く性格, ツンデレだが相手を思いやれる性格, 雰囲気を重視しカッコいいのが好きだが冷静な性格, などなど. 会話に各登場人物の性格が如実に表れています.

2つ目は主人公の慎重さです. 作品によっては序盤から圧倒的な力を見せつけ「俺TUE~」て展開もあると思いますが, この場合展開がワンパターンでダレてくることもあるでしょう。それに対し, この作品では主人公が己の力を危険視しており, 力を抑制すべきとこ, 力を開放するとこ, をちゃんと弁えています.

2. ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

大魔帝と女神ヴィシスが対立する異世界. 修学旅行中, クラスメイト全員がそんな異世界に勇者として召喚されてしまう. 召喚された際, クラスメイトはそれぞれ固有のスキルを会得する. 主人公三森灯河が会得したスキルは「状態異常付与」, スキルランクは最低ランクのE. 女神ヴィシスは今日までの前例から「状態異常スキル」=ハズレと判断し, 三森はヴィシスによって廃棄遺跡に追放されてしまう. 廃棄勇者となった三森はヴィシスに追放されたことに対する復讐をすることを誓う.

良い所を話前に. 1つ言ってしまうと, 主人公の「状態異常付与」スキル…最強です. 状態異常スキルは, 女神ヴィシスとごく一部の女神の使徒以外の相手に効果があります. そして, 状態異常の効果は絶大で, 敵に状態異常が当たる=winです. このスキルの種類は「ポイズン」「パラライズ」「スリープ」などいろんな種類があります. しかし, それぞれの状態異常を付与する際, いくつか制約があります. ここまでが前置き.

この作品の良い所は, 主人公三森灯河と敵対者の戦闘の着眼点, 駆け引きが「状態異常スキルを付与するまで」であることです. 前述の通り, 一部の例外を除き, 「状態異常付与」は最強のスキルですが, 付与するまでにいくつかの制約があります. そして, 敵対者によっては制約を見破り, そう簡単に状態異常を付与させてくれません. 敵対者は制約を突いて主人公三森灯河に襲い掛かってきます. このじりじりとした駆け引きが戦闘の着眼点となっているのが, 他の作品では味わえない魅力です.

名前だけ紹介(次投稿する際に紹介したい)

3. 転生したら第七王子だったので

4. 陰の実力者になりたくて

5. 転生したらスライムだった件

6. サイレント・ウィッチ

7. リアデイルの大地にて

8. 転生七女ではじめる異世界ライフ

9. 酔っ払い盗賊, 奴隷の少女を買う

10. 異世界帰りの英雄曰く

11. 転生大聖女の異世界のんびり紀行

12. 勇者パーティ辞めます。

最後に

本投稿では, オススメしたいWEB小説作品2つ+αを紹介しました.

小説は読者に新たな発想を与えてくれます. また, 読者が想像する余地も残してくれます*. この余地を楽しむのも小説を読む醍醐味の1つだと思います.

普段アニメ見たり漫画読んだりしてるけど, なんか物足りないと感じている方. もしかしたら, アニメや漫画では物語の重要な要素の多くが既に描画されている反面, (放送時間や枚数制限等の都合上)細かな状況説明があまりされていないため, 自身が想像する余地が少なくて解釈を楽しむ時間が短い, または作品への理解をもっと深めたいという思いがあるからかもしれません. その思いがある方は小説を楽しめるはずです.

*ここでいう「想像の余地」の余地とは, 視覚的要素(容姿, 戦闘での身体の動かし方, など)を指しています. 小説では, これらを読者が想像し, 補うことが必要です. 逆に小説では, 1シーン毎の場面の詳細な状況説明(セリフ1つ1つの間に各登場人物が何を思っているか, 登場人物の周囲の具体的な環境説明, など)がされているので, アニメや漫画作品の状況説明の補完として同作品の小説を読むのも良いかもしれません.

下記に, 僕が思う, 小説とその他(アニメ, 漫画)のそれぞれの良い点を纏めます.

種類良い点
小説状況の詳細な状況説明(セリフ1つ1つの間に各登場人物が何を思っているか, 登場人物の周囲の具体的な環境説明, など)が描画されている. 物語の理解が深くなる.
その他視覚的要素(容姿, 戦闘での身体の動かし方, など)が描画されている. 一目で大枠をだいたい理解できる.
小説とその他(アニメ, 漫画)のそれぞれの良い点

極論を言うと, 視覚的要素, 状況の詳細な説明, のどちらを重視し, 逆にどちらを想像で補完したいかによって, 小説が好きか, アニメや漫画が好きか, が分かれると思います. 僕個人の意見としましては, 作品の重要な箇所(視覚的要素)を文章から想像, 解釈する時間が楽しいけど, 状況の詳細な説明は言われないと理解し難い(大枠→詳細より, 詳細→大枠の方が想像し易い)タイプなので, 僕自身には作品を小説で楽しむが性に合っていると思ってます.

皆さんはアニメ, 漫画, 小説, の内どれが一番好きですか?

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