学部4年の井出です。軽い五月病を発症中で就活も研究も身が入りません。助けてください。今回は五月病の病原であるゴールデンウィーク中にプレイした「OMORI」というゲームを紹介したいと思います。
注意事項
このゲームは事前情報なしでのプレイがおすすめです。未プレイの人は興味本位でネット検索しないようにしましょう。また、ゲームを起動してから表示がありますが、このゲームにはうつ病・不安神経症・自殺の描写、及び映像が激しく点滅する演出が含まれます。苦手な方・光過敏症発作のおそれがあるかたはプレイをお控えください。追加で、心が弱い人・心が弱っている方もプレイは控えてください。

概要
ほとんど何も知らない状態でやることを強くおすすめするので、ストーリーに関する詳しい内容は割愛し概要だけ書きます。「OMORI」はストーリー重視のホラーJRPGです。引きこもりの少年オモリが、突如姿を消した友人のバジルを探すため、友達であるケル、ヒロ、オーブリーを連れて、オモリの姉であるマリに手助けしてもらいながら、メルヘンな世界を冒険するといったストーリーです。冒険の途中で待ち受けるエネミー(敵)などの困難に対して、仲間と力を合わせて立ち向かい、成長していく様子を描いています。




しかし、それは全て夢の中の話し。段ボールの山で溢れた自室で目を覚ます主人公(サニー)。実はあと数日で引っ越してしまうため、その準備を行っている真っ最中でした。しかも、主人公は4年も家に引きこもっている状態でした。夢と現実を行き来しながら、主人公たちの過去の真実に迫るといった内容になっています。これからプレイする方へのアドバイスとしては、積極的に行動するようにしましょうとだけ言っておきます。
バトルシステム
このゲームには敵と戦うバトルフェーズがあります。ポケモンやドラクエのような、コマンドバトルを採用しています。シンプルですがちゃんと考えないと勝つのが難しい難易度になっていて、なかなかやりごたえがあります。キャラクターには感情があり、感情によってバフ・デバフがかかることがあります。SAD、HAPPY、ANGRYの3つの感情はじゃんけんのような三竦みの関係になっているので、敵味方の感情を考慮して戦うのが肝になります。

最後に
「OMORI」はイラストの可愛らしさとは裏腹に「鬱」や「死」を取り扱う内容になっており、かなり重いゲームだと思います。終わったあとの後味が悪く、万人受けはしないゲームですが、後味の悪さを味わえる人にはすごくおすすめ出来るゲームになっていると思います。また、音楽もすごく良いので静かな場所でじっくりやってほしい一作になっています。この記事で興味が湧いた方はぜひやってみてください。