シン・エヴァンゲリオンで出てきた”L5”という単語について

こんにちは

エヴァンゲリオン準オタクの杉本です.

前回は音楽の話でしたが今回は宇宙の話になります.

まず,皆様はシン・エヴァンゲリオン劇場版をご覧になられましたでしょうか?

観ていない方は今から観てきてください.こんなブログは読まなくてもいいです.観てきてください.(半分嘘です)

※下記本記事に主旨ではありませんがシンエヴァのネタバレが一部含まれていますのでご注意ください.


ご覧になられた皆様ならもうお分かりになると思いますが,物語中盤,南極セカンドインパクト爆心地に駐留しているネルフ本部を襲撃し,エヴァ第13号機を無効化,フォースインパクトの不可逆的な阻止を目的としたヤマト作戦の開始時,ヴンダーから種子保管ユニットが宇宙空間へ射出されたシーンがありました.

そこで青葉シゲルが「全ての種子保管ユニットのL5投入完了」というセリフがありましたが,その中で”L5ってどこ?”って当然(?)皆さんなったと思います.

はてL5とは何のことなのでしょうか?今回はそんなお話です.

L5とは

結論から言うと,L5のLとは「ラグランジュ点」のことであり,5とは,5つあるラグランジュ点のうちの1つという意味です.

いやラグランジュ点ってなんですか,となると思います.

これにはまず三体問題というものを知る必要がありますがここでそんなめんどくさい話はしないので私がとっても簡単に示すと

「宇宙においてお互いの物体が引きつけ合う場合,その物体が2つなら安定だが,3つになると”ほぼ”不安定になる」

問題のことです.

(もっと詳しい意味が知りたい人はケプラーの法則や三体問題を調べてみてくださいませ)

物体を2つから3つにした途端に安定していた軌道が大きく崩れ,不規則かつ不安定な軌道へなってしまうのが原則ですが,ラグランジュ点はその軌道が安定する三体問題における平衡解,つまり「宇宙の中で安定して軌道に乗ることができるポイント」ということになります.

ただしその平衡点があまりにも少ないため,”ほぼ”不安定になるという表現になっているわけです.

下の図はL1~L5までのポイントを示した図になります.(Wikipediaから引用)

終わりに

ヴィレは種子保管ユニットをL5へと配置することで,地球の多様な生命体をより安全に地球圏外で守ろうとしたわけですねぇ.こういうところまで考えられてるエヴァンゲリオン,さすがって感じです.

今回はそんな感じ.では(誰?)

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