AINA2023を終えて

こんにちは,杉本一彦です

現在3/31で,明日から社会人になるのですが元気よく研究室に来ております^^

このブログもこれで最後になると思います.あまり寂しくないのが不思議なところです.

今回のブログは23/3/30に発表をしたAINA2023について振り返ります.

AINA2023はThe 37th International Conference on Advanced Information Networking and Applicationsという国際学会で2023年3月29日から3月31日の3日間にかけて行われました.

国際学会となりますので論文投稿も発表も全て英語にて行われます.

本来であればブラジルのリオデジャネイロ連邦大学(Federal University of Rio de Janeiro)にて開催されますが発表は全てオンラインとなりました.少し残念ですが入社式直前でもあったため日程的には救われました.

また私にとって初めての国際学会でした.少しでも皆さんの国際学会への論文投稿のモチベーションや参考になれば嬉しいです.

発表中の様子

1. 発表を終えて

「いろいろあったけど,諦めずに最後までやり遂げてよかった.」

これに尽きるかなと思います.

英語の論文執筆と発表をやりたい,というモチベーションは修士2年生になった時からありましたが実際にやってみると想像以上に辛いことが多く,自らの未熟さにさいなまれながれながら取り組むのが非常にきつかったです.

ただ,やりきって実績を残せば自分の人生において大きなリターンになると確信をしていたため,歯を食いしばって前を向いてやってこれました.

結果としては散々なものでしたが,途中でくじけずやり遂げられてよかったと思っています.


発表はオンラインとなるため,研究室のメンバーも発表の様子を見ていただくことができました.

発表中の写真にもあるように発表スライドを画面に表示しつつ,私はラップトップと向き合いながらZoomにて発表しました.

初めての英語での発表であったため,非常に緊張しました.

研究室にてリハーサルを複数回し,原稿も何度も練習をしていましたが正直発表中は頭が真っ白でした.

質疑応答に関しては座長であった串田先生から2つ質問を頂きました.(残念ですが座長以外からは誰からも質問を頂くことはできませんでした…)

内容は理解できたものの,返答は全く最悪のものだったと思います.

改めて英語で話せるようにならなければと強く感じました.

終わった直後は無力感にさいなまれていましたが,これも1つの大きな糧になったと確信できたので前へ向いて,また再挑戦したいと思います.

2. 論文投稿しよう

ということで最後のブログということでもあるので,皆さんもぜひ論文投稿していきましょうねという話でしめます.

論文投稿をする意味は様々だと思いますが私は下記が大きいと思っています.

  • インターネットに自らの名前が載った実績が公開され,誰からも認知できる状態となる

簡単な例でいうと,就職活動での自らのアピールの際,口からは様々なことを面接官に伝えますがその証拠を示すことは容易ではないはずです.

授業中での成果物,バイト,サークル等々,自らの名前が載ってその実績をインターネットへ公開されることはほぼないです.

では論文の場合はどうなのか,インターネットで自分の名前を検索すればヒットし,その内容を確認することが可能です.これが就職活動では非常に大きく貢献します.

証拠がない努力より,証拠がある努力の方を採用するのは理にかなっています.

という感じに活きてくるわけですね.これは就職活動のみだけでなく,転職活動にも力になると思います.

そのほかにも様々な恩恵がありますが,今までの膨大なブログでそれを語っている人がいるので是非そちらも探して読んでみて下さい.

論文を書いて投稿することはそう簡単にできることではないですが,であるからこそやる価値があると思います.

各人様々な事情があると思いますが,未来の自分への投資だと確信して研究に取り組んでもらえたら嬉しいです.

私も社会人になってからも機会を見つけて論文を書いていきたいと思います.

読み返してもなんか薄っぺらさが拭えないのですが,杉本らしいということでここで終わりにします.

今までありがとうございました:)

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