現代を生きる人々にとってサブスクリプションサービスを避けて生活するのは難しい時代になってきました。音楽から映画、生きていくのに欠かせないことに関してもサブスクサービスは存在します。最近では、日本語IMEでは右に出るものはないと思っている「ATOK」もサブスクになっていて驚きました(調べたら既に3年経ってました)。
そんなサブスクサービスですが、音楽、映像作品以外で有名どころでいえばAdobeでしょうか。創作系の趣味を持ってない自分でもAcrobatとPremiere Proは使いたいと思うときが多々あります。もう少し柔軟な選択プランを作ってくれないかと思う今日このごろですが、そんなAdobeに変わるソフトがあるので紹介したいと思います。
それが、Affinityシリーズです。Affinityでは、「Photo」「Designer」「Publisher」の3つを提供しています。それぞれAdobeでいうと、Photoshop、Illustrator、InDesignにあたります。基本的にソフトは買い切りで、個別に購入するか、ユニバーサルライセンスを購入すると、3つすべてにプラスして、iPad版も使用できます。数年経つとメジャーアップデートがやってきて、割引はされますが、有料でのアップデートになります。
機能面は自分も使い切れているわけではありませんが、Adobeのソフトでやりたいことは基本的にできます。一つ致命的な点で日本ユーザーから言われていることが、縦書き入力に対応していない点です。力技でできないことはありませんが、標準で対応しているAdobeに比べると手間はかかります。あとはシンプルに使用人口が圧倒的に少ないのでネット上に情報が少ないです(笑)。まあ最近はChatGPTなどにやりたいことを聞けば英語の情報からも探してきてくれるので、使いやすくなりました。
追記
記事を書いている途中の10月30日にAffinityから発表があり、全ソフトが無料化しました。一方で、去年Affinityを買収したCanvaの会員登録が必要になりました。また、AI機能を使用するにはサブスク契約が必要です。ちなみに既存の購入ユーザーには何もないらしい
まさか、何でもサブスク化への対抗で書いている最中に、必ず必要なものではないがサブスク化するとは思わなんだ。
あほくさ
