こんにちは大沢です.先月からなんやかんやあって大学が閉鎖され,リモートになってくれたおかげでこのクソ暑い中大学に行かなくてラッキーでしたが,そんな生活も終わりになるようで悲しいです.まだぜんぜん暑いし涼しくなるまで学校も会社もリモートで良くね…?
コロナで得た経験を活かせよ!!!!
さて,結構昔から感じていたことについて書きます.
困難の塩漬け
何かに挑戦して,”あっ,無理だ” と感じて辞めたくなることってよくありますよね.私はそういう時,粘り強く続けるとかせずに普通に諦めるのですが,しばらく時が経ってからふと思い出してもう一度やってみると,案外すんなりできるってことがあるんです.
子供の頃でいえばマリオの特定のステージ,中高生の頃であれば苦手な数学の単元とか.
この現象を私は”困難の塩漬け”と呼んでいるのですが,みなさんはそういう経験ありますか??
困難は相対的
もう一つあって,”困難は相対的だなぁ”ということです.
今私は中国語を割と真面目に勉強し始めたのですが,これが本当に難しい.初見の漢字なんてピンインがわからないから検索のしようがない.コピペできれば良いのですが,画像とか動画の中の文字だったらいちいち画像認識で調べるのもめんどくさいです.特に難しいと感じているのが声調.自分では完璧な発音で喋れたと思っても,ネイティブには全然伝わらなくて心が折れそうです.
そんな時に英語を呼んだり喋ったりすると,めちゃくちゃ簡単に感じるんですよね.英語は第二言語ですので,普段は日本語に比べたら難しいと感じています.ところが中国語から逃げる手段として英語を喋ると自分でもびっくりするくらい喋れる喋れる.
つまり何かを難しいと感じるかどうかは,他に何と比較しているかによって変わってしまうんですね.さらに難しいと感じることに取り組んでいれば,それまでの困難は逆に簡単に見える.
この2つの現象について調べてみたら,どうやら名前がついているようです↓↓↓
インキュベーション効果,リフレーミングとか対比効果というらしいです.
インキュベーション効果:
問題や課題から意図的に距離を置くことで,無意識の働きが活性化し,その後にひらめきや新しいアイデアが生まれる現象
リフレーミング:
物事の捉え方や意味づけの「枠組み(フレーム)」を「再構築(re)」することで,ネガティブな出来事をポジティブに捉え直すこと
対比効果:
同時にまたは連続して提示されたものと比較することで,対象の見え方や価値が異なって感じられる現象
凡人が思いつくことはもうとっくに調べられているんですわな.
困難との付き合い方
・今できないことは,塩漬けにしておく.未来の自分は今の自分より優秀である.
・難しさは絶対的なものではなく,自分の状況によって相対的に変化する.
当たり前のことのような気もしますが,忘れがちで気付かぬうちに自分を追い詰めてしまうこともあるので,これを意識すれば多少楽観的になれるんじゃないかなと思います.