こんにちは,学部3年の坂井です.
8月に大阪・関西万博に行ったのでその写真や感想をまとめます.
混雑
私が行ったのはちょうどお盆休みの期間だったのもあり,とても混んでいました.
来場者数カウンターによると約19万人だそうです.今年,8月以降に会うはずの人たちに,この2日間でまとめて会ってしまったような感覚でした.日本人は全体の6~7割くらいでした.

これは入場ゲートの前です.
2日とも,曇り時々雨みたいな天気でした.他の日に比べたら日光が少なくて,多少マシだったのかもしれません.でも,夏の雨の日特有の水気のある生暖かさは少し気持ち悪かったです.
戦績
計画は立てずに適当に散策していたのですが,その割にはいろんなものを見れたと思います.満足度は7/10くらい.
ちなみに,これらが私が2日間で見たパビリオンです.パビリオンというのは展示施設のことで,国によっては複数の国で大きな会場に集まり展示をしています.それらは書き出すとキリがないのでここでは省略しています.また,北欧はそれとは別枠でまとめられていました.

写真
写真を載せます.私は,芸術に関心があるのでそういう写真が多めです.人によってはあまり面白くないかもしれないです.気が向いたら文章も読んでみてください.

↑これは確か,ドミニカ共和国のだったと思います.ビビッドな色合いと異形の被り物が独特な印象を与えています.歴史的,文化的な衣装かと思ったのですが,よくみると真ん中の衣装は全身に鈴をまとっているし,左の衣装はプラスチックスプーンやペットボトルの蓋がぶら下がっています.おそらくドミニカ共和国出身のデザイナーが作成した衣装なんだと思います.

↑ペルーの銀の加工品です.ペルーと言えば,マチュピチュとかナスカの地上絵のような神秘的な世界遺産が多くある国というイメージです.私は今回これを書くにあたって調べて初めて知りましたが,ペルーは世界最大の銀生産国だそうです.一次産業なので,産出という表現の方が正しいかもしれませんが.私はここまで繊細な銀の加工品は見たことがなかったので驚きました.特に,手前の馬のしっぽの柔らかさは金属とは思えないです.また,右奥の作品は,私が勝手に思っていたペルーのイメージと違ったので驚きました.

↑国際的なプロジェクトであるITERの反応炉の模型です.スケールは1/60くらいかと思います.私は,ITER自体を万博で初めて知りました.ITERとは何か,このサイトを見てください.日本ではあまり知られていないと思いますが,もし広く知られるようになったら世論的には風当たりが強くなりそうだなと思いました.この模型の施設はフランスに作っているそうで,2035年に運転開始だそうです.

↑どこで見たのかは忘れましたが,中央の動物について,動物を正面から描いているのが珍しいと思い写真を撮りました.中央の水は青く,空は赤いのも印象的だと思います.また,写真では伝わりにくいのですが,この絵は私が今まで見たことがない,よくわからない材質で描かれていました.気になって調べた結果,おそらく砂で描かれているのではと考えてます.パフォーマンス色の強いサンドアートはよく目にしますが,地域によってはこういう使い方もするんだと新たな発見がありました.

↑トルクメニスタン製のUPS.なんだかとても軽そうです.ほかにもラップトップとかタブレットも置いてありました.目で見ただけで比較していないので実際のところはわかりませんが,画面の縦横比があまり見たことない感じだったと思います.キーボードにはキリル文字のようなものが印刷されていました.トルクメン語かもしれない.

↑同じくトルクメニスタン製の絨毯です.奥の方に像と建物が見えます.私は計画を立てずに散策していましたが,このトルクメニスタンパビリオンは行ってみたいと思っていたので行けてよかったです.行ってみたかった理由は珍しいから,あと機会がなさそうだからです.気になったら調べてみてください.地獄の門が有名です.
韓国パビリオンのモニターは断トツで画質がよかったです.25mプールくらいの大きさで,おそらく会場で最も大きなモニターだったと思うのですが,その上で画質も群を抜いてました.どの国のパビリオンも建物として印象的だったので,そのことについても触れたいのですが,写真に人が多く映り込んでしまっているため,紹介できないのが残念です.
総括
大阪・関西万博,面白かったです.10月13日まで開催しているので,あと1ヶ月くらいチャンスがあります.スケジュール的に難しいかもですが,ぜひ.ちなみに夢洲を閉幕後どう活用するのか,調べると色々出てくるのでそれも面白いです.