コンピュータ関連の仕事でもコミュニケーションが大切

博士課程の社会人学生をしている小山です.今回は社会人として感じたコミュニケーションの重要性について書いてみます.ここでのコミュニケーションは誰とでも仲良くなるような社交的という意味よりも,きちんと説明して相手に納得してもらうという意味だと捉えてほしいです.

社会人になると人と関わる機会が増える

会社で仕事をするときには,大半の場面で誰か一緒に仕事をすることになります.学生の頃に比べて,誰かと一緒に物事に取り組む機会が社会人になると増えます.一緒に物事に取り組む相手は,社内だけでなく社外のお客様や取り引き先のメーカかもしれません.つまり,自分と背景の異なる人々とのコミュニケーションの機会が学生の頃に比べて増えます.

コンピュータに関する仕事も人との協力が必要

コンピュータに関連する仕事でも人とのコミュニケーションの機会は必ずあります.たとえソフトウェアやハードウェアの開発が仕事のエンジニアでも,エンジニア同士や営業職や企画職とのコミュニケーションは必要になります.特に大規模なプロジェクトでは,多くの人との協力が必要でコミュニケーションが不可欠です.私自身も仕事で巨大な分散システムに関わるため,社内外のステークホルダーとのコミュニケーションが重要であると改めて感じています.したがって,コンピュータに関連する仕事でも,誰かとコミュニケーションしながら協力して仕事する必要があります.

CS学部での実習

学生時代のコミュニケーションの機会を振り返ってみると,CS学部の実験系の講義ではコミュニケーションの機会がありました.そうした講義では,プロジェクトベース学習の形式でチームを作り,協力して取り組む機会がありました.当時は何のためにやるのか目的が分からずに取り組んでいましたが,振り返ると大事な経験だったと思います.誰かとコミュニケーションを取りながら目標のために協力して物事へ取り組む経験は社会で必要とされる能力です.実験系の講義も貴重な機会だと思うと何か得ることができると思います.

研究室での活動

後輩の卒業課題のサポートやICMワークショップの幹事,Cloud Native Dojoといった人とコミュニケーションの経験が数多くありました.こうした経験が学生時代から出来るのは貴重な経験だと思います.ぜひ現役のCDSLの学生にはこうした経験を積極的に活かしてほしいと思います.

おわりに

この記事ではコンピュータ関連の仕事でもコミュニケーションの大切さを振り返ってみました.社会人になり大きな仕事に関わりコミュニケーションの重要性を改めて感じました.コンピュータ関連の仕事でもコミュニケーションが必要なことを意識して,学生時代からスキルを身につけておくと社会人として活躍していけると思います.

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